毎月返済 VS ボーナス返済併用

 住宅ローンの返済は、毎月返済が基本です。ボーナス返済の併用はサラリーマンの人に便利なように、借入額のうち一定範囲の分は、半年ごとのボーナス時に返済できるようにしたものです。ボーナス返済にまわせる限度はそれぞれの住宅ローンで決まっており、公庫融資では借入額の40%以内で50万円単位ですし、銀行ローンでは半分以内で10万円単位というケースが多いようです。
これまでの資金計画では、こうした限度いっぱいまでボーナス返済にまわすのが一般的に行われていました。その分、毎月の返済額が少なくてすみ、返しやすそうに見えたのです。しかし、ボーナスが月給と異なり、会社の業績などによって金額が大きく変わります。住宅ローンの返済でつまずくのも、ボーナス返済からといわれます。今後はボーナス返済を併用する場合、なるべくその金額は少なくしておくべきでしょう。また元利均等返済の場合、利息の支払いは「後払い」です。したがって、支払いが6ヵ月間据えおかれるボーナス返済よりも毎月返済の方が利息も少なくなります。実際にはわずかの差ですが、ボーナス併用より毎月返済のみのほうが、返済総額では少なくなります。


最長返済期間 VS 最適返済期間

 返済期間についても、これまであまり意識されることはありませんでした。住宅ローンによっては決められている最長返済期間を選ぶのが、当たり前になっていたと言っていいでしょう。公的融資の場合、新築マンションは35年以内、新築一戸建て(木造)は25年以内、中古マンションは20年以内となっています。(10年以上5年単位)。銀行ローンの場合は35年以内の1年単位が基本で、個別のケースでは35年より短くなる場合もあります。返済期間が長いと、当然、支払う利息が増え、ローンの残高もなかな減りません。例えば年利3.6%の場合、20年返済なら10年後には元金が当初の60%に減っていますが、35年返済では80%以上も残っています。このように返済期間が短いほうが、利息の負担を減らし、早くローンの残高を減らす効果があるのです。
例えば25年返済と35年返済を比べても月々の返済額の差は以外に大きくありません。このため無理のない範囲で返済期間をなるべく短く設定するのも一つの選択肢と言えます。


通常返済 VS ゆとり返済・元利均等返済 VS 元金均等返済