厚生年金保険、国民年金加入者が対象

 年金福祉事業団の資金を厚生年金保険および国民年金の加入者に貸し出すのが「年金融資」です。
サラリーマンの場合、勤務先に転貸制度(事業主転貸)があれば、勤務先が窓口になります。もし、なければ各地の年金住宅協会などの公益法人(協会転貸)、または公庫(公庫併せ貸し)に申し込みます。協会転貸は申し込み順ですが、公庫併せ貸しは抽選が原則ですので注意しましょう。
なお、自営業など国民年金の加入者は公庫併せ貸しのみ利用できます。
年金融資の建物の条件や返済期間は公庫融資とほぼ同じです。注目したいのは、最近、金利制度が大きく変わり、公庫融資と同じ段階金利制が選べるようになったこと。ケースによっては、公庫融資より有利なこともあります。

年金融資の主な条件






◎現在、厚生年金保険または国民年金に加入
◎加入期間が3年以上(通算可能)
◎過去2年間の保険料を完納
◎申込日現在、70歳未満
◎自分で所有し、居住する住宅を建設、購入、リフォームすること
◎返済額に対して一定の年収があること(協会転貸では他の融資分と合わせて年収の35%以内、公庫併せ貸しでは公庫融資分と合わせて毎月返済額の5倍以上の月収)
◎公庫併せ貸しの場合は、公庫融資と同時に申し込むこと







◎建築基準法などに適合した住宅であること(検査済証が交付されたもの)
◎原則として2以上の居住室のほか、台所、トイレ、浴室があること
◎融資申込みの時点で所有権の保存登記、転居登記をしていないこと

<新築マンション購入>

◎申込日前3年以内に新築され、人が住んだことがないこと
◎専有面積が50F以上280平方メートル以下であること

<建売住宅購入>

◎申込日前3年以内に新築され、人が住んだことがないこと
◎住宅の床面積が70平方メートル以上280平方メートル以下であること
◎敷地面積が100平方メートル以上であること

<一戸建新築>

◎住宅の床面積が70F以上280平方メートル以下であること

<中古住宅購入>

◎人が住んだことがあるもの(または築後2年を超えていること)
◎マンションは築後25年以内のもの、一戸建て(木造等)は築後20年以内のもの
◎マンションは専有面積が50平方メートル(公庫併せ貸し以外は40平方メートル)以上280平方メートル以下、一戸建ては床面積が60平方メートル以上280平方メートル以下であること
◎一戸建ては敷地面積が100平方メートル以上であること 



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一般融資

特別融資

加入期間

3年以上10年未満

10年以上

3年以上10年未満

10年以上

厚生年金

820万円

1300万円

350万円

520万円

国民年金

430万円

660万円

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 ※割り増し融資がある場合、厚生年金は300万円、国民年金は150万円、一般融資がアップ




<新築住宅>木造/25年以内、順耐火/30年以内、耐火/35年以内
<中古住宅>木造・準耐火/築後5年以内20年以内、築後5年超20年以内は15年以上
耐火・高性能準耐火/築後15年以内は20年以内、築後15年超25年以内は15年以内
※いずれも10年以上、5年刻み(ただし、公庫併せ貸し以外は11年返済も可能)